MESSAGE

昨年は、ちょうど昭和100年にあたる年であり、ラジオが放送されてから100周年でもありましたが、“AIが生活と産業の中心に入り、社会の価値基準が変わり始めた年”でもありました。我々メディア業界も、今後AIの進化によって大きな転換を迫られる状況にあるといえます。
一方で、社会全体が大きく変わる中で、私たちもまた、ラジオのあり方、音声の価値、そして「放送局とは何か」を問い直した一年でした。2025年は、ニッポン放送が “次の時代へ踏み出すための土台を、静かに、しかし確実につくった年”だと捉えています。社会全体が大きく変わる中で、音声の世界でも、Podcastの拡大、“ながら聴き”の定着、広告の変化、AI音声技術の進化、こうした動きが一気に現実となりました。
ラジオは「古いメディア」だと言われることもありますが、1世紀存在し続けた「ラジオは、これからの時代にこそ必要とされる」――そう確信できた一年でした。
生放送の熱量、
パーソナリティの個性
リスナーとの距離の近さ
現場の判断力と責任感
どんなに技術が進んでも、「人が語り、人が届ける」この価値を、我々は大事にしています。
2026年は放送の未来を考える時、世の中の動きを観察していると、電波から通信への移行が進む傾向が見て取れます。ニッポン放送も電波のビジネスから、音声コンテンツ×デジタル広告のビジネスへ本格的に変わる年として我々は意識的に行動していきたいと思います。
2026年のミッションは
アイにはトリプルミーニングがあります。
- まずI(自分)
- → リスナー・社員・パーソナリティが主人公であること
- そしてAI(TECH)
- → これからの音声DX・Podcast・AI音声事業
- 最後に愛(LOVE)
- → ニッポン放送が大切にしてきた“人の温度”、自分やまわりを愛する事
この“アイ”には、
I(私)、AI(テクノロジー)、そして愛(LOVE)が込められています。
人の温もりと先進技術、そしてあなた自身。
この三つが響き合う放送局を、ニッポン放送は目指していきます。
2026年1月6日
株式会社ニッポン放送
代表取締役社長 檜原麻希